Project
やりたいことを整理すると共通するキーワードがあった。
「コミュニティ」
日本語では共同社会、共同体、集団という意味になる。
ある1つのことを中心に興味のある人が集まる。
そこには明確なリーダーは存在せずそれぞれが自由である。
誰かに指図されることもなく、何かを強要されることもない。
しかし、誰かの考えに賛同するのであればお互いに手を取り合い協力する。
そんな場をつくり自分もその住人となりたい。
今現在はいくつかの考えがあるがこれらはまだ試案段階。
既に似たようなコミュニティが存在するかもしれない。
安易な考えも含まれるがとりあえずやりたいことを挙げてみる。
★ エコビレッジでリアルコミュニティ
地方創成、自然との共生、自給自足、DIY。持続可能を目標としたまちづくり。
内閣府も「地方創成で日本の未来を拓す」と掲げて地方創成推進事務局を起ち上げている。都心に人が集まり小さな巨大都市が出来上がっている日本。都心に集まる理由は何なのか? 仕事!? 利便性!? バブル崩壊後、地価も下がり一般のサラリーマンでも都心に憧れのマイホームを手にすることができるようになってはいるもののその代償は定年まで続くローン。おまけに理想のマイホームとはいかず多少の妥協は必要だろう。はたしてそれが本当に必要な選択肢なのだろうか。待機児童の増加、満員電車、マンション建設、、足りない土地を補うように上へ下へと開発が進む。一方、地方では逆のことが起こっている。空き家、休耕田、廃校となった学校が存在する。そんな有効な場所があるならそこで持続可能なまちづくりができないだろうか。元気な若者、家族連れ、経験豊富な年配があつまれば活気あふれるまちができてしまうのではないだろうか。
場所、人、目標を探していきます。
そんなまちで今一度、衣食住を見つめ直す。
必要なものは自分達で可能な限りつくる。
目指すは持続可能な生活。
キーワードはパーマカルチャー、オフグリッド、リノベーション、パラダイムシフト。
- 衣
ファストファッション、ブランド、限定品などいろんな売り文句で付加価値を生み出そうとするアパレル業界。確かに高いものはいい素材を使い、丁寧な仕事をしているものが多い。安いものも質が悪いわけではない。しかし、本当に相応の価値や必要性が伴っているのだろうか。年間にいくら費やして、それぞれ何回着用しているか、考えてみればその答えが見えてくるはず。
- 食
近所のスーパーに行けば何でも手に入る現在、食材のありがたみが薄れてきているのかもしれない。肉、魚、野菜、果物、全ては命あるものを自分たちが生きるために頂いている。命の重さを知る必要がある。そのためにはその過程を知るのが一番。野菜や果物を畑で育て、その難しさや旬、本当の味を知る。家畜と触れ合うことでその存在、生命を感じる。魚を釣ることで命の駆け引き、ちからを実感する。昔の人はみんな体験して知っているを私たちは知らない。知らないことは子供に伝えることもできない。魚は切り身で泳いでいると思っている子供がいたことを聞いたとき衝撃とショックを受けた。
添加物にプラスチック容器、余計なものをたくさん身にまとった食材たちは味も落ち、身体にも悪いうえに無駄な費用が可算されている。なぜこのような食材が当たり前になってしまったのか。知らず知らずのうちに世間では見栄えや値段、利便性などが優先されてしまっているからだろう。中国産?国産?ということより特売の値段の方が気になってしまう。食材の本当の価値を見直すことが必要である。
- 住
今の家賃または住宅ローンはいくらだろうか。収入に対してその割合はどれくらいになるだろうか。
都心に住んでいると四季を十分に味わえない。夏は暑い、冬は寒いといった温度のことではない。季節の移り変わりとともに変化する風の匂い、景色、音、動植物、旬といった五感で感じる楽しみのこと。車で遠出をすることなく、普段の生活の中で感じることができれば幸せだろう。その土地に合った建築、存在する雰囲気、自然と調和することができる家はそこにいるだけで幸せを与えてくれる。
- その他
東日本大震災で多くの人が体験した電力不足。そして原子力発電所の危険性。 原子力だけではなく、火力発電は地下資源の浪費など電気を得るために私たちは地球を犠牲にしている。 電気の使用をやめることを提案はしないが、無駄遣いを止めることと賢く使うことを目指す。 電気について理解を深めて電気でなくてはできないこととそうでないこと、電気の方が効率がいいことなどを区別し再認識する。 可能な限り地球への負担を少なくするよう太陽光発電システムの導入の検討など。
★ 異文化交流するコミュニティ
世界各国からの住人で形成されたまちがあったらどうなるだろうか。外見の違いはもちろん、異なる言語、文化、風習が混ざり合い、調和されて新しいかたちができあがるはず。お互いのことを知ればさらに興味が沸いてくる。食事、旅行、言葉など海外に触れる際に余計なお金や時間を費やして出かける必要もなく身近で体験できてしまう。刺激的で退屈しない毎日になりそうだ。子供にとっても小さなころからそのような環境の中にいることは偏った常識や概念にとらわれることなく発想や知識、視野を広げることにつながるだろう。
★ 子供たちがはしゃぎまくるコミュニティ♪
子供たちの笑い声が絶えない家、まち、集まり。そこは絶対に楽しさと幸せが存在する場所である。「HAPPY♪」。自然、自由、発見、ふれあい、そこには何が必要なのだろうか。大人がそのベースまたはきっかけを少し準備してあげれば子供たちは大人がいくら考えても思い浮かばないようなことを自分たちの自由な発想で勝手につくりはじめる。子供たちの創造力や行動力には敵わない。できる限り大人は見守るだけにしたい。それはダメ、これはダメ、こうしなさい、などなどついつい心配や教えのために口を出したくなってしまいますがそこはちょっと我慢。赤ちゃんから幼児、小学校低学年、高学年、中学生、高校生、歳の違う子供たちが集まったときにそれぞれが役割や関係性を自分で感じ学んでいく。将来を担う子供たちにしてあげられること、それはしつけと学校教育だけではなく生活の中で自分たち自身で学べる環境づくりもそうなのかもしれません。
★ やっぱりビールなコミュニティ
夏でも冬でもビール。酒の宴は楽しいなプロジェクト。 宿泊施設を持ち合わせれば1日ゆっくりと時間も運転も気にすることなく楽しめる。 全てのコミュニティに共通するキーワード、人とのつながり。お酒を酌み交わしながらの会話はもっとはずみます。 個人的にビールは大好き。どうせなら自分達でビールをつくっちゃいましょうということでこのコミュニティ。 ビールは法律的にも比較的に新規介入しやすいお酒。ここでしか飲めない地ビールをここでしか味わえない環境で。
★ スケートボードを通したコミュニティ
学生時代は時間もお金も妄想ももっと自由だったような気がする。平日の日中から人目も気にせず仲間と街中をスケボーであっちこっち。買い物やおしゃべり、思い付きでどこでも行ってた。でも、大人になってからはなかなか時間もとれないし、うるさいスケボーを公共の場でなんて少しためらうようになる。そして周りの仲間と集まるのも難しくなってくる。結局スケボーは押し入れの奥にしまったまま。きっとこんな人多いはず。
じゃあ、自由に使える時間帯に気軽に集まれる場所を提供できれば喜ばれるんじゃない!? せっかくならそこにはちょっとした飲み物や軽食を準備して、スケボーや服のお店も、なんなら音楽や映像やアートなんかも、そしてfree wifi。スケボーしなくても何か新しいことに出会えるかも。
でも自由な時間って会社が終わってからの夕方以降だし、場所も広くて明るくてうるさくしても他の人に迷惑がかからないところなんて…。 あるんじゃない!?意外と近くに。都内なら「*****」、田舎なら「*****」。ちょっと案があります。でも実際に交渉して実行までは簡単ではなさそう。安易な発想かもしれないけど実現できれば隠れ家的な要素もあり、仲間を増やしてもっと楽しみを増やせる空間となるはず。
そして現在スケートボードファンにはうれしい状況。なんと2020年の東京オリンピックにスケートボードが競技として検討されているのです。まだ正式決定には至ってないのでわかりませんが、もし採用されれば今後スケートボードに対する目線が変わることは間違いないでしょ!
★ キャンプ場というコミュニティ
テント、キャンピングカー、トイレにシャワーを持ち合わせ日本もしくは世界を移動するキャラバンコミュニティ。電気、ガス、水道のライフラインの有無にとらわれず自然を楽しむ住所不定のキャンプ場。何もない場所に期間限定のコミュニティを作り上げてしまおう。数日後には全てを元に戻し、次の目的地へと旅立つ。
もう1つ別の切り口でのキャンプ場提案。大自然を利用したリアルアドベンチャー。 山、川、森、湖などの自然をできる限りそのまま利用したキャンプ場の開設。 水道は湧き水を利用し、薪は森から、トイレはコンポストトイレで自然に還す。温泉があれば最高。 利用は無料でセルフサービス。
大人がゆる~く遊ぶキャンプもおもしろい。
★ パパのコミュニティ
子供を持つオトコが集まり、発見、体験、出会いを中心として子供を巻き込んだ遊びを探求する。 ママ友という言葉は聞くけど、パパ友はあまり聞かない。やはり普段は仕事が中心となり機会が少ないからなのか。 パパが子供を連れてお出かけ。普段ママがそつなくこなしている見えない大変さを感じることになると思うがそれがねらい。 パパのやり方で育児を学びながらママの気持ちや大変さもこっそり勉強する。それをパパ同士で協力、共有する。 ママには自分の時間を自由に楽しむ機会としてもらいましょう。集まり以外でもSNSなどでつながり交流も可能です。 パパ友が子供を連れて我が家に遊びに来るということも起こり得る。
★ ワークウエアをつくるコミュニティ
コミュニティみんなでおそろいの格好をしたらもっと気分が高まるのでは。なんだかチームって感じになって団結力が生まれそう。Tシャツとジーンズ、そんなシンプルな格好で十分。もちろん安価な既製品なんて取り入れないで、素材や製造工程もちゃんと考えて地球にやさしく適正な値段のワークウエアをつくりたい。ゼロから全てを起ち上げるのは難しいだろうから、どこかと協力してできればいいかな。例えばパタゴニアさんなんかとできたらおもしろいだろうな。相手にしてもらえないかもしれないけど(笑)
製品ができたら、ちゃんと素材から製法もすべて公表して、ついでに費用の詳細も全て公開したい。普通の大手メーカーではできない方法と値段で提供。大量生産に逆行して、昔ながらの製法や技術を大事に未来に残していければいいな。
★ ニュージーランドでのコミュニティ
日本の3/4の国土に1/24の人口が住む島国、ニュージーランド。そこには手つかずの自然が多く残されている。大自然の中で地球と会話し、自分自身と向き合い、自然、動物、植物からありのままの地球を学ぶ。現代社会を生きる自分達の周りを取り囲んでいるメディア、テクノロジーから解き放されたときに真実が見えてくる。何が必要で何が不要なのか。携帯もパソコンもない、なんなら時計も必要ない生活を送ってみる。デジタル機器から離れたとき何が見えてくるのか。
個人的にはニュージーランドへ移住を検討中。その方法、費用、時期はまだ未定。
★ 旅するコミュニティ
行きたいときに行きたい場所へ行く。または誰かが企画した旅行に便乗する。パッケージツアーから現地集合、途中合流なんでもありで日本はもちろん世界も舞台にして出会いと共有を支援する。世界中至る所にwifi電波が飛び交う現代だからこそできるクラウドコミュニティ。世界に散らばる旅人の掲示板。現地で直接会い、乾杯なんてことも。ネットからリアルの世界へ。世界地図の中に現地での写真、体験、感想を残していき、みんなで共有していく。予定の参考にするもよし、意見交換するもよし、質問や現地での依頼や合流なんかもできてしまう。SNSとリンクさせると幅が広がりそう。
★ コミュニティがつながるコミュニティ
いくつかのコミュニティができてくればそれはそれで盛り上がっていくと思うけどなんかもったいない。違う分野のコミュニティが関係し合ったときにまた新たにおもしろい発想ができあがり違う方向性が見えてくるのでは!? または同じようなコミュニティの場合は更なる発展が生まれるのでは!?
今現在、すでにいろんなコミュニティが日本または世界のいろんなところに存在している。それらがつながっていけばどんなおもしろい世界ができあがっていくだろうか。考えただけでも興奮する。交流、リンクを繰り返し自由に広がり、いつしかそれは世界平和につながっていくのでは!?
ちょっと大きな話になり過ぎかもしれませんが本気で思ってます(笑)
こんなことをやりながら遊びを仕事にする会社を設立したい。
事業主軸なし。好きなことを仕事にできる事業を各々考え、協力し、起ち上げ、展開していく会社。時間、場所、ルールなんて気にしない。勤務制約極力なしの環境でどれだけ創造ができるのか。そして果たして会社として成り立つのか。発想と熱い思いが共感を呼び、人々を集める。現代社会の開拓を勝手に進める唯一無二の会社。
多様化する現代社会。テクノロジーが急激なスピードで世界の生活を変化させている。昨日の理想が今日は現実になっている。ありふれた当たり前のことを繰り返しているだけでは気付いた時には身動きが取れない状態だろう。逆にバカらしい夢のような妄想を現実化できるのは今なのかもしれない。
なぜ会社にしたいのか。それは生活に必要となる最低限の収入を確保できる場所をつくるため。そしてお互いを助け協力し合える仲間が集う場所をつくるため。理想的には大きな家族と帰る家をつくりたい。今現在こころの中では自分のやりたいこと挑戦してみたいことを持っているけど現実的に1歩が踏み出せない人は多いはず。自分もその1人である。しかしこんな会社があればもう少し気軽に次へ進めるに違いない。この世の中や大多数を批判する必要はなく、個々が自分の行きたい方向、正しいと思う方向に進みだせばいいだけ。多様化する現代で独自の道を縦横無尽に走らせてみませんか。
付き合ってくれる人がいたら声を掛けて下さい。
2017/01/14