Think about it

お金についての教育

2016/11/28

長い学校生活の中でお金について学んだだろうか。

残念ながら私にはその記憶はない。

 

お金といっても世界経済や為替の話ではない。

お金の使い方、価値、稼ぎ方といった私たちが直面する本質的なこと。

  • お金って何?
  • なんで必要なの?
  • どこでどれくらい使うの?
  • どうやって稼ぐの?

感覚的にはわかっているけど本質的には理解できていない部分も多い。

なんで学校では教えてくれないのだろう。

 

☑ お金の価値と価値観

1万円は1万円の価値があり、それは100円が100枚と同じ。

これは数字としての価値であり、みんなに共通する。

しかし、お金に対する価値観は人によって異なる。

例えば、1万円を手にしたときあなたはどう考えるだろう。

  • たった1万だけ
  • 1万円も

その違いはそれぞれの生活、行動、考え方に基づく。

そしてその違いによりお金の扱い方が異なってくる。

 

☑ お金の稼ぎ方

お金は自分の時間や体力、知識などを提供し、だれか他の人の要求を満たすことで手に入れることができる。

会社のために働けば給料がもらえるし、人が必要とするものをつくったり必要とすることをしてあげれば対価がもらえる。

  • 会社勤務
  • 会社経営
  • 自営業

その方法は様々でありそれぞれが自由に選ぶことができる。

選択肢は無限大にあり、稼ぎも異なる。

 

☑ お金の使い方

お金は必要または欲求を感じるものに対して使う。

その際にそれに対して自分はどれくらいの対価を支払ってもいいと思うかまたはその対価を払えるのかどうかを考えて決める。

使い道には大きく分けて

  • 衣食住など生活に欠かせないもの
  • 旅行や趣味など生活を豊かにするもの

この2つがあると思うがその内訳や分配は人によって様々である。

 

☑ で、結局!?

お金は使い方、価値観、稼ぎ方の3つが密接に関係し合っている。

稼ぎによって使い方が変わるかもしれないし、

使い方によって価値観が変わるのかもしれないし、

価値観によって稼ぎが変わるかもしれない。

それらはそれぞれが異なる視点から見ているからもちろん個人差がある。

現在は技術やインターネットの発達と共にものや情報があふれた時代になっている。

仕事内容や生活スタイル、趣味、思考も多様化している。

子供のころの夢は何だっただろうか。

今現在の夢は何だろうか。

大人になって現実的にものごとを考え始め、諦めているものはないだろうか。

その原因の1つがお金ならば少しお金について考え直してみよう。

なぜそんなにお金が必要なのか。

出費が多いのか、収入が少ないのか。

どちらにしても、同じ金額でもたったこれだけしかと考えるかまたはこんなにもと考えるかで全く見え方が異なってくるだろう。

やりたいことをするにはいくら必要なのか。

その金額に対してそんなにもと考えて諦めてしまうならもったいない。

稼ぎに関してはいくらであろうがこんなにもあると考え、使い道についてはたったこれだけと考えればもっといろんなことに挑戦できる。

今持っている感覚が標準だと思ってしまえばそこから少しの足し引きしかできない。

周りの標準を気にしても同じ。

思い切って身の回りのものや環境を整理してみたら?

なくなっても意外と困らなかったり、気にならなかったりするものも多いと思う。

こうやってお金のあり方について学ぶ。

お金への接し方には正解や間違いがなくそれぞれによって違う。

だから学校では教えるのが難しいのだと思う。

自分でいろいろ試して自分に合ったお金の本質を見つけ出していこう。

きっと新しい生活が始まる。

 

さて、

「What do you want ?」

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