感情表現って難しい
2017/01/05
感情といえば「喜怒哀楽」を思い浮かべるが、実際はもっと複雑だ。
1日の中でどのようにどれくらい変化があるのだろうか。
感情を何らかの数値化できるようであれば一度見てみたい。
周りから感情表現が豊かだと言われたことはあるだろうか。
そんな人でも自分が感じている感情と人から見るあなたの感情は常に同じではないでしょう。
それは常に感情をむき出しにせず、自分である程度コントロールしているから。
なぜだろう?
- 怒りや不快を抑えるのは、そんな状態を見せることが恥ずかしいと思うから
- 悲しみや寂しさを抑えるのは、同情されたくないから
- 喜びや感動を抑えるのは、目立つのが苦手だから とか
理由は個人や状況によっていろいろではあるが、共通するのは対人関係ではないだろうか。
ありのままの強い感情表現は周りの人の感情にも影響を与える。
引き連り込んでしまうのだ。
喜びや感動のようなプラスの感情ならいいが、怒りや不快のようなマイナスの感情はだれも好まない。
その結果、戸惑いが生じて距離を置かれてしまうことになる。
決して感情を表に出すことを否定しているわけではないのでご理解を。
ただ、そのタイミング、度合いが難しいことを言っているだけですので。
感情を表さない人は人間味がないですもんね(笑)
人間誰しもが良好な人間関係を築きたいと思う。
それはひとりでは楽しい人生を送るのは難しいから。
家族、友達、同僚、新しく出会う人達とのふれあい、助け合いが毎日を充実したものにしてくれる。
とても素晴らしいことです。
でも具体的にどのような振る舞いがそのような結果につながっていくのだろうか。
その1つを外国の方とのふれあいから学べる。
旅行先などで外国人と目が合ったとき、あいさつされたことがあると思う。
もちろん初対面の知らない人に。
日本人でもあいさつしてくる人はいるだろうが稀だ。
そして決定的に違うのはそのフレンドリーさだ。
あたかも知り合い同士の日常のように気軽に笑顔であいさつしてくる。時には話しかけてくる。
私がアメリカに住み始めて間もないころに一番驚かされたのはこれだった。
スーパーで買い物しているとき見ず知らずの若者、おばちゃん、おじいちゃんみんなこんな感じだった。
あれ!? どこかで会ったことあるかな?って思わず考えてしまうほど。
近所を散歩していると通りがかる車の運転手も笑顔で手を振ってくるしね。
いつも心をオープンにしているとふれあいが勝手に舞い込んでくるよ。
そしてもう1つ。
彼らは自分の意見もはっきり伝えてくる。
「Yes - No」はさることながら、こうした方がいいよといったアドバイスや納得のいかないことへの不満など遠慮なく言う。
自分の考えと合わなければ同調しないし、自分が悪くないと思えば謝らない。
これらが全てがいいとは言わない。
でも、自分の意見をしっかりと伝えて相手の意見も聞くということができれば本当にいい関係を築けるだろう。
そんな関係が周りに増えれば増えるほど毎日が楽しくなるはず。
さて、出会いは気軽に大切に
「What's up」