何のために働くのか
2017/01/05
日本における最低賃金(時給)は都道府県ごとに異なる。
平成27年度は全国平均798円、東京が最も高く907円である。
ちなみに最も低いのは鳥取、高知、宮崎、沖縄で693円となっている。
なお、最低賃金は全国的に毎年10円ほど上がり続けている。
時給は学生時代のアルバイトの際に気にしたぐらいで就職後はあまり考えることないだろう。
考えるとすれば残業代くらいだろうか。
でも改めて計算してみよう。
時給=給料÷勤務時間
いくらぐらいになるだろうか。2000円?3000円?4000円?
もし、給料が多くても勤務時間が長ければアルバイトとさほど変わらないだろう。
自分の大切な時間をささげることでお金を稼ぐことはできる。
でも、生活のために働いているわけであって、働くために生活しているわけではないはず。
夜間、週末も関係なく仕事に追われるようであれば生活の中心が仕事になってしまう。
会社にとってはそんな社員は歓迎されるかもしれない。
でも、その評価が給料に跳ね返ってくるかはわからない。
仕事が趣味または趣味を仕事にしているという人はそれでいいと思う。
ただそうでないなら働くことについて考え直した方がいい。
自分のため、家族のため、将来のために今の大事な一瞬一瞬を逃してはいけない。
よっぽどの特別な能力を持ってない限り、時給の高い仕事を見つけることは簡単ではない。
そうなると勤務時間を減らすと給料も減る。
例えば現在の勤務時間が半分になって収入も半分になった時どうなるか。
- 会社が許さない?
- 今の生活が保てない?
- 自由になった時間の使い道が分からない?
今の会社に固執することはない。
知名度、世間体、場所、給料などにとらわれなければいくらでも仕事はある。
何を優先するか、時間かお金か会社か家族か。
日本は恵まれた国の1つである。
選択肢はいろいろある。
もし、うまくいかなくても軌道修正することもできるだろう。
仕事を理由に何かを諦めかけているならもったいない。
現在の社会ではワークライフバランスという言葉が出てきているから便乗しよう。
勤務時間と給料が減った時に得られるのは自由と変化だ。
自分に合った方法でそれを楽しもう。
「Work for Life」
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