アメリカで人気のピックアップトラック、なんで必要なの?
2017/01/06
ピックアップトラックって聞くと何をイメージする?
作業車?、アメリカ?、アウトドア?、大きくてワイルド?、何それ?
まぁ、日本ではあまり見かけないことは確かです。
軽トラックがあるから。
アメリカの田舎町だとピックアップトラックだらけだったりする。
それこそ一家に一台って感じで。
車体、エンジンとも大きくて燃費は正直言って最悪。
でかいタンクがあっという間になくなって満タン入れれば結構なガソリン代。
その割には荷台が大半を占めているから室内は広くない。
なんでこんな車に需要があるんだ。
✅ どんなメーカーがあるの?
日本ではほとんど見ないが多くの日本メーカーが海外向けに生産している。
- トヨタ : Tundra
- 日産 : Frontier
- 三菱 : Triton
そしてアメリカ
- フォード : F-150
- シボレー : Silverado
- ダッジ : Ram
これらはほんの一部でエンジンや車体の大きさ等のバリエーションも多数ある。
✅ どれくらいの大きさ?
例としてトヨタの車を比較してみると。
- Prius(プリウス) : ご存知の通り一般的な乗用車
- Tacoma(タコマ) : 小さめのピックアップトラック
- Tundra(タンドラ) : 大きめのピックアップトラック
車種 Prius Tacoma Tundra
高さ 1.5m 1.7m 1.9m
幅 1.7m 1.8m 2.0m
長さ 4.5m 5.3m 5.7m
エンジン 1.8L 3.5L 5.7L
車重 1.5t 2.2t 3.5t
その違いがよく分かる。
高さと長さは1.3倍ほど。
エンジンは3倍以上、車重は2倍以上。
実物を見ると結構迫力がありますよ。
特にV8の図太いエンジン音には男心をくすぐられるでしょう。
ちなみに農家で作業用に使うピックアップはもっと大きく長さは6.5mほどになる。。。
✅ 荷台に何を乗せるの?
アメリカはDIYが基本。
家でも庭でもちょっとしたものは自分でつくる、壊れたれたら直す。
ホームセンターに行けば配管でもドアでも浴槽でも壁紙でも何でもある。
芝刈り機(乗って運転する)、薪割り機といった機械もある。
もちろん、木材やタイル、苗木なんかも。
こんなものを購入して家に持ち帰るにはやっぱりピックアップトラックが必要でしょう。
大きい体で大きい車に大きいものを乱暴に載せる。
結構絵になる光景。
この他にもオフロードバイク、四輪バギーなんかをは荷台に載せてお出かけってことも。
✅ 運転はどうなの?
正直言って運転は快適。
車高が高いから周りもよく見える。
後ろは荷台だから高い荷物を載せてなければ視界を遮るものもなく、バックもしやすい。
室内はそんなに広くないからエアコンの効きは早いしね。
エンジンが大きいからパワーもあって加速もスムーズだし。
アメリカの田舎町って道も駐車場も広いから車体の大きさは気にならない。
駐車も基本的には頭から突っ込むのが当たり前。
✅ まとめ
アメリカではピックアップトラックは一般的で身近な車。
日曜大工からアウトドアレジャーまで幅広く活躍する頼もしいヤツ。
一家に一台、パパの必需品ってとこだろうか。
そして運転も快適だからママのセカンドカーにも。
お好きなメーカーからお好きなタイプを選択可能。
お金(維持費)と場所(駐車場)に余裕があれば日本でも是非欲しい車です。