Environment

なぜ地球は丸くて、空は青いの?

2016/11/22

子供の頃は「何故?」と疑問に感じていたことも、人は成長するに従い、身の回りの事実は全て当然であったかのように感じてしまいます。

そこで今回は、誰でも皆「何故?」と感じていた疑問を、改めてご紹介します。

 

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☑ 地球は何故丸いの?

宇宙から見る地球の青くて丸い姿は、まさに宇宙に浮かぶ宝石のようですが、そもそも、どうして地球は丸いのでしょうか?

よく考えてみると、丸いのは地球だけではなく、太陽も月も、その他の惑星も球形をしています。

実は、球は最もありふれた形であり、自然な形なのです。

地球、太陽、月、惑星などは、宇宙空間の中でそのモトとなる物質が時間をかけて寄せ集まって生まれました。寄せ集めた力は、万有引力と呼ばれます。

万有引力の強さは、相手のいる方向によって違いはなく、中心から全ての方向に差別のない形が生まれ、その結果が球となるです。

 

☑ 地球は本当は球ではない?!

本当は地球は球ではない、という事実を周知の方は少ないと思います。

実は、地球の半径は赤道では6380km、極周辺では6360kmです。若干ではありますが、上下につぶれたミカンのような姿をしているのです。

木星は望遠鏡で見ても赤道方向が膨らんでいるのが分かりますがが、これは自転による遠心力のためなのです。

 

☑ 地球には何故水と空気があるの?

地球は表面積の71%が海に覆われ、さらにその周りは78%の窒素と21%の酸素からなる大気に囲まれています。この空気や水のおかげで、私たち人間や多くの生き物たちは地球で暮らしていくことができるわけですが、月には空気がありません。

月の重力は地球の1/6しかないために、もし月に空気があったとしても、空気の分子は重力をふりきって宇宙空間に逃げていってしまうからなのです。

月に比べると、地球は強い重力を持っているので、水素のような軽い分子を除き、大部分が地球に留まることができるのです。

 

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☑ 昔の地球の空気は今の地球の空気とは異なる?!

地球ができた頃の空気(大気)は、現在とはだいぶ異なったものでした。昔は、地球のモトとなった岩石が内部に含んでいた水蒸気、二酸化炭素や窒素などの火山ガスのような成分が主でした。このうち水蒸気は、地球が冷えてくるに従い水となり、海をつくりました。

二酸化炭素はよく水にとけるので、海に溶けて石灰岩となりました。このようにして、いまの大気の主成分である窒素が残った、というわけなのです。

尚、現在大気の1/5をしめる酸素は、もっとずっと後の時代、植物が生まれて光合成を始めてからできたものなのです。

 

☑ 何故昼の空は青くて夕焼けは赤いの?

ご存知の通り、虹は、赤の7色です。実は、この色が太陽の光の色なのです。

太陽光線が地球に到達する為には、厚い空気層を通過しなければならなりません。この暑い空気層中には目にみえない水蒸気やチリ、ゴミが沢山あり、太陽の光はこの見えない雑物にぶつかって、いろいろな方向に屈折し飛んでいくわけです。

中でも藍色や紫色、青色がよく飛んでいきやすい為、残った青色たけが空に映えて、青く目に見えるということになります。

夕焼けが赤く見えるのは、太陽の色の光の長さの関係によるものです。

実は、太陽の其々の色の光には長さがあり、一番短いのが紫色で一番長い波長が赤色となっています。

昼間は短い波長の青色が地面に届くのですが、夕方になるとこの短い青色は途中でどこかえ飛んで消えてしまい、長い波長の赤色だけがどこにも飛ばされることなく地球に届く為です。それで美しい赤い夕焼けが見えるという訳です。

因みに、昼間晴れているにも関わらず、空の色がすっきりとした青色とならずに白く見える時があります。これは、空にたくさんの水蒸気がある為に、太陽の光が一度にぶっかってしまい、このような時は太陽の全部の色が同時に出て白く見えるのです。

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☑ まとめ

ごく当たり前に感じている小さな些細なことでも、改めて調べてみると、それは偉大な恩恵の賜物であることが判明することもあります。

これは、自然界に限らず、人間自身にも当てはまるのではないでしょうか?

“ちょっとした”親切、と感じても、実はその“ちょっと”の裏には大きな努力や苦労があったりすることもありますが、相手の内側、ココロを調べない限り、それは見落とされてしまうこともあるかもしれませね。

 

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